FORESTです。
株は買っても値下がりのリスクは取りたくない!
株主優待を出来るだけ少ない経費でもらいたい!
そんな向きにお勧めなのが、SMBC日興証券です。
では、株主優待クロス取引のやり方を説明しましょう。
こうすれば、簡単安全に出来ます。
SMBC日興証券 株主優待クロス取引取説
クロス取引の手配は、クロス取引がしたい前日の夕方17時以降から当日の朝9時の取引開始までに行います。
取引が始まってから手配すると、売りと買いの値段がずれて、損失が出ることがありますので、やめましょう。
第一章 クロス取引の手配
①日興証券にログインします。
②トップページ: 画面となります。
【銘柄名/コード】 の空欄に購入したい銘柄名あるいは、株式コード番号を入力して【検索】をクリック
今回は、【7105】の三菱ロジネクストを入力してみます。
③個別銘柄情報 - 株価詳細 : 画面となりました。
株価などの情報が出ています。
④信用取引の開始
信用取引を始めます。
上記の画面の左から3つ目 一番地味な表示ですが【信用取引】をクリック
【信用取引-取引指示】画面が出ました。
画面の下に、自分がこれまでに、「三菱ロジネクスト」の信用取引を手配していないことが画面下に表示されます。
これまでに購入済みではないという意味で、手配中の場合は、判りません。
売り1:信用新規売りの手配
信用売りの在庫がないと、クロス取引になりません。
まず、信用売りを行います。
上記の画面の【信用新規売り】をクリック。
信用取引-新規売り注文 注文入力 画面が出ました。
銘柄は、自分がやりたい売り注文の銘柄になっているか、新規売りになっているか、確認しましょう。
取引ができない状態の表示
・・・在庫がないか、在庫があっても取引が規制されていると、手配が出来ません。諦めましょう。
画面下半分に、手配の内容を記入します。
信用新規売りの入力のポイント!!
返済期限:3年(一般信用)
注文数量:100株 必ず、株主優待がもらえる単位株数を確認して入力します。
時々、200株以上などの制限がありなすから。
注文単価:成行:指値はしてはいけません。翌日の朝取引開始時に手配されます。
有効期間:当日中
口座区分:特定口座・・・初期値で入っていますので、変更しないように。
これで、注文内容を確認するをクリック
売り2:信用取引-新規売り注文 内容確認
内容を確認します。
内容に問題なければ、最後に【注文する】をクリックします。
売り3:信用取引 - 新規売り注文 受付完了 - の画面が出ます。
注文約定一覧・取消・訂正 をクリックして、注文が間違いないか確認します。
これで信用売り手配が完了しました。
次に、信用で買いを入れます。
買い1:信用買いの手配
すでに信用売りの手配が終わっています。
今度は、同じ銘柄の信用買いを入れます。
やり方は、基本については、前に説明した①から④までは、同じです。
ただし、この時点では、すでに信用売りを行っていますから、もっと簡単にできます。
一番簡単で間違いのない方法は、売り3で説明した、信用取引 注文約定状況の表から、三菱ロジネクストのコード番号、7106をクリックします。
すると、最初に説明した、
④信用取引の開始
信用取引を始めます。
上記の画面の左から3つ目 一番地味な表示ですが【信用取引】をクリック
【信用取引-取引指示】画面が出ました。
今回は、信用新規買いをクリックします。
信用取引 - 新規買い注文 注文入力 -
銘柄は、自分がやりたい銘柄になっているか、新規買いになっているか、確認しましょう。
信用新規買いの入力のポイント!!
ポイントは、信用売りと株数を一致させることです。
一致しないと、クロス取引になりません。
返済期限:6か月(制度信用) ・・・3年の一般信用でもよいのですが、こちらの方が少し安い!
注文数量:100株 必ず、信用売りと同じ株数とします。
注文単価:成行:指値はしてはいけません。翌日の朝取引開始時に手配されます。
有効期間:当日中
口座区分:特定口座・・・初期値で入っていますので、変更しないように。
これで、一番下の注文内容を確認するをクリック
買い2:信用取引 - 新規買い注文 注文入力 内容確認 -
内容を確認します。
内容に問題なければ、最後に【注文する】をクリックします。
買い3:信用取引 - 新規買い注文 受付完了 - の画面が出ます。
注文約定一覧・取消・訂正 をクリックして、注文が間違いないか確認します。
クロス取引手配の最終確認!
信用取引注文約定状況の表で、買いと売りが同じ株数入っていることを確認します。
売りについては、区分が必ず新規3年になっていることを確認します。6か月の制度信用になっていると、思わぬ手数料が発生することがあります。
第二章 現引き手続き
信用買いしていた株を、実際に現物の株としてお金を払って引き取ります。
これを現引きと言います。
クロス取引が行われた当日の証券取引が行われている 9時から15時までの間に行います。
昼休みでも大丈夫です。
当日できなかったときは、その日の17時以降に手続きをしておきます。
一日分の借り賃が発生しますが、株主優待権利発生日(大体27とか28日ごろ)前なら、間に合います。
ログインして、取引画面を開きます。
下にある信用取引の、建玉一覧(返済・現引・現渡)をクリック。
信用建玉一覧を確認します。
信用建玉一覧
コード/市場 銘柄名 | 売買 | 口座 区分 | 株数(株) 発注件数 | 建値(円) 時価(円) | 評価損益(円) | 建玉金額(円) 諸経費(円) | 建日 期日 | 注意 情報 | 返済 期限 | 取引 指示 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3183/東 ウイン・パートナ | 買 | 特定 | 100
0 | 1,087 1,106 | -1,941 | 108,700 41 | 21/03/11 24/03/11 |
3年 (一般) |
返済
現引 |
ここでは、ウインパートナーの例で説明します。
現引きをクリック。
現引き取引の画面が出ますので、購入した株数100株あるいは、もっと購入しているならすべての株数を記入します。
銘柄 | ウイン・パートナーズ(3183) | |||||||
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市場 |
| |||||||
取引区分 | 信用 現引 | |||||||
|
6か月(制度信用) | |||||||
|
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|||||||
|
※現物株式の口座区分を指定します | |||||||
|
※建玉の口座区分を指定します |
最後に注文内容を確認するをクリック
内容を確認したら、注文する をクリックします。
これで、実施に自分の株として登録され、株主優待権利発生日の午後15時まで手放さなければ、株主優待がもらえます。
第三章 現渡し手続き
株主優待権利日を過ぎた翌日に、借りていた信用売りの株を返します。
返し方は、第二章で手に入れていた現物の株を信用売り株の返済として、そのまま渡します。
これを現渡しと言います。
+と-でちょうどチャラというわけです。
ここでは、ウインパートナーの例で説明します。
現引きをクリック。
現引き取引の画面が出ますので、購入した株数100株あるいは、もっと購入しているならすべての株数を記入します。
最後に注文内容を確認するをクリック
内容を確認したら、注文する をクリックします。
これですべて終了です。
翌日、取引が始まったら、現渡が行われすべての取引が終了します。
翌日に、信用建て玉がなくなっていることを確認しましょう。
以上で、無事に数か月後に株主優待が届いてきます。
楽しみですね。
参考
信用売り取引ができない状態の表示
・・・在庫がないか、在庫があっても取引が規制されていると、手配が出来ません。
諦めましょう。
下の例は、【1780】の【ヤマウラ】ですが、【取引規制情報】がある場合です。
手配が出来なくなっています。
また、在庫がない場合は、こんな表示が出てきます。
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