ミニ株投資には、コストが発生します。
売買中に発生するコストは、売却時のスプレッド 0.22%のみとなります。
さて、実際に利益確定のため、利益部分のみ売却した場合のコスト計算です。
含み益の取り出し
例えば、100株で10万で購入した株が、30%値上がりして 13万円になったとき、含み益3万円分を売却して含み益を取り出した場合です。
100株の内、3万円に相当する24株を売却します。
24株 時価31200円を売却 コスト スプレッド 0.22%ですから 69円
手元には、31131円が残ります。
また、60%上昇して16万となり、6万円の含み益がある場合は、38株を売却すると、60800円となり、コストは 134円となり、手元には60666円 となります。
次に、含み益を取り出した後、残った株が値下がりした場合です。
値下がりした場合には抵抗性がある
含み益を取り出した後、値下がりした場合の含み損です。
元々10万円で購入した株が、13万まで上昇した後、10万円まで値下がりする相場となったとき、既に31131円分の含み益を取り出した株は、いくらになったでしょう。
13万円から10万円に76株が値下がりします。
76株を100株に戻すためには、24株分の24000円が必要です。
一方、既に含み益31131円を取り出しているので、差額の7131円が手元に残ります。!!!
結構大きいですね。
10万円の投資資金に対して、しっかり7.1%のリターンが得られたことになります。
循環相場で大きな利益を!
30%上がったら含み益を取り出し、下がったら元の株数に戻す、これを機械的に繰り返すことで、例え循環相場であっても株を維持しながら含み益の取り出し一回毎に、7.1%のリターンが得られます。
循環相場の上下の波動の場合、年間1回から3回有りますから、7%から21%となります。
この間に、高配当株式ですので、配当金が年間4%程度入ってきますので、年に11%から25%のリターンを得ながら、長期に保有することができますね。
もちろん、上昇相場であれば、下げで含み益を確定して上昇を再開すれば都度、元の投資株数に戻していけば、上昇分をもれなく取りながら上昇利益も取っていけます。
これまでは、大きな資金がなければ出来なかった投資方法ですが、ミニ株を使うことで十分可能となりました。
早速試してみたいですね。