2022年09月
これだけあれば株主優待クロス取引で年5%で資金が増やせる!
株主優待クロス取引については、多数の情報がありますが、ほとんどがやり方のスキルについて書かれています。
でも実際やるために必要な、資金やリターンについてはあまり書かれていないようです。
また、出来るだけリターンを大きくする為の方法を紹介します。
株主優待クロス取引する時に大切な事は?
実際に株主優待をもらうときに、どんなものをもらうのが良いでしょうか。もらって困らない一番便利なものは、QUOカード、JAVの金券、それから、ドラッグストア、電器屋さん、飲食店、スーパーの金券などでしょうか。
それから、各種割引券も普段の買い物のコストダウンになり、生活費の足しになります。
毎日確実に使うもので有れば、現金と全く同様に使えます。
それから、色々な商品がもらえる、カタログなども普段自分では買わないものが手に入り楽しいものです。
筆者は、最近、桃やマスカット、リンゴなどは株主優待でいつものワンランク上のものをもらって、賞味させてもらっています。
困るのは、レベルが上がって、普段購入する時に困る事ぐらいでしょうか。
安いコストでクロス取引
では、どうやって安いコストでクロス取引をするか。
現在、1日の取引量が500,000円または1,000,000円までの現物及び信用取引について手数料無料としているところが多数あります。
では、どうやって安いコストでクロス取引をするか。
現在、1日の取引量が500,000円または1,000,000円までの現物及び信用取引について手数料無料としているところが多数あります。
こういう証券会社を使えば、基本的に手数料は0円となります。これ以上のコストダウンはありません。もう一つは、信用取引と現引きを組み合わせて手数料を無料化する手法。
もちろん、これとは別に信用取引で株を信用しふりしている間は、借株料がかかります。
これは避けることはできません。これをできるだけ少なくするためには借りている期間を最短にするしかありません。
証券各社の信用一般信用在庫量がなくなる前に、できるだけ短い期間一般信用売りを使うしかありません。
銘柄及びその時期により、様々ですのでよく注意して最短となるようにしましょう。
一番大切なのは、投資効率です。
重要な目安は、
クオカード、金券
1000円の金券なら、
ターゲットの経費は1/8 125円前後とし、1/7 143円から1/4 最大250円程度 に抑えるのが目安です。
2000円なら500円、3000円なら750円 となります。
優待品、カタログなら
3000円の優待商品ならターゲットの経費は 1/11 270円前後 に抑えるのが目安です。
5000円なら450円前後 となります。
クオカードや、金券は使い方によっては、現金と同じですから、正直な話 経費を1/4に抑えれば、値引き率でいえば75%引きですから、ありえないほどお得です。
つまり、1000円札を250円で購入するのと同じです。
優待品については、評価が分かれますが、1000円のものを、特売で100円で買ったと思えば安いものです。
ネットショッピングと思えば、とんでもなく大安売りですね。
ズバリ必要な資金は?300万円が一つの目途
実際300万の資金で運用してみると、経費を差し引いた後で、一回当たりの 利回り 0.98%程度でした。
折角手元に300万円あっても、株主優待銘柄が少なく、結局資金を投入できない月もあり、300万円を0.98%で運用できるのは、年に6回程度となります。
これは、1年間で考えると 300万円を年利5.8%程度で運用していることになります。
資金 100万円なら5万円
300万円なら17万円
600万円なら34万円
900万円なら51万円
端数は切り捨て
と単純計算上はなります。
しかしながら、資金が大きくても、無限大に増えるわけでもないのが株主優待の特徴です。
実際、月300万円を超えるあたりから、優良な投資先がなくなってくるため、投資効率は落ちてきます。
仕方がありませんね。
900万円となると、株主優待が集中する3月と9月ぐらいしか投資対象がありません。
その間、残りの10か月、資金を寝かせていると効率が悪くなりますね。
投入資金900万程度で検討してみると、そもそも株主優待の効率の悪いものにも投資しますので、一回当たりの利回りが 0.8%程度に低下します。
さらに、900万円資金全額を使えるのは、年2回、その他の月は、すべて投入することは出来ません。
1年間に資金を全額投入できるだけの優待銘柄がそろうのは、2月3月9月ぐらいとなります。
従って、一年間の資金の回転は、4から5回転ぐらいとなり、一年間の利回りで考えると、3.8%、900万を3.8%で運用すると、利息は一年間で34万程度となります。
資金が大きい割に効率が下がってしまいます。
投入資金300万あれば、年間17万円となり、月1.4万円稼げることになります。
これは、時給1000円で換算すれば、14時間 1.5日程働いて得られる対価となります。
株主優待投資は、別に働く必要はありませんので、通勤費用も通勤時間もいりませんから、お小遣いとして十分ではないでしょうか。